- VTuberオーディションの面接では何を聞かれる?
- 面接で用意しておくべきことは何?
- 面接で失敗しないためのコツが知りたい。
VTuberオーディションでは必ず面接が実施されます。緊張して本来の魅力がアピールできない事態を防ぐために、きちんと準備することが大切です。
この記事では、面接でよく聞かれる質問内容からそれに対する答え方のコツまで解説します。読めば面接に対する理解度が深まり、合格に近づけるでしょう。
面接だけでなく書類審査でも重要となる志望動機の作成方法は、以下の記事で解説しているのであわせてご確認ください。
VTuberオーディションの質問対策は必須
VTuberオーディションの面接では、さまざまな質問が投げかけられます。編集が可能な自己PR動画とは異なり、その場で受け答えが求められるため、アドリブ力や瞬時に考える力が重要です。
緊張から言葉に詰まると本来の魅力が伝わらない可能性もあるため、十分な対策が必要となります。
具体的な質問例をもとに対策のコツを見ていきましょう。
VTuberオーディションの面接では何を聞かれる?質問例
VTuberオーディションの面接でよく聞かれる質問と、それに対する回答のコツをお教えします。
自己紹介をしてください。
自己紹介は、簡潔かつインパクトのあるものにしましょう。
名前や年齢に加えて、性格や趣味、VTuberとして目指すキャラクター像などを具体的に述べると面接官の印象に残りやすいです。
志望動機は何ですか?なぜVTuberになりたいのですか?
志望動機を聞かれたら、VTuberに興味を持ったきっかけや目指す動機を伝えましょう。
「ゲーム配信からライブ活動までマルチに活躍するためにVTuberを目指しています」など、「なぜVTuberなのか」というところまで言及できるとさらに良いです。
また、「VTuberデビューした後にやりたいことは?」と目標を一緒に聞かれることもあります。
面接官に熱意をアピールするためにも、志望動機とその後の目標は具体的に答えられるように準備しましょう。
詳しい志望動機の作り方は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
アピールポイント・特技は何ですか?
アピールポイントや特技は他の人と差別化を図る大きなチャンスなので、しっかり答えてください。
ゲームのプレイ時間や到達ランク、配信経験者ならチャンネル登録者数や同時接続数といった具体的な実績があると信頼感が増します。歌・ダンスならその場で披露しても良いでしょう。
その場で披露することが難しい特技なら、「特技をどんな方法でVTuber活動に活かすか」を伝え、面接官に活躍している場面をイメージさせると有効的です。
実績がない方は、「今はこの目標に向けて、こんな練習をしています」と意欲や練習の過程を強くアピールしましょう。
絶対に聞かれること3選 #shorts #vtuberあるある #新人vtuber – YouTube
声優やVTuberオーディションを数多く受けてきた「Vhigh!」所属の真夜ヰなちさんも、上記動画で「自己PRは興味をもってもらえないと落ちる」「特技披露は、元気に、自信満々に!」「面接官と話が合ったら、とにかく盛り上げる」と語っています。
面接官に強烈なインパクトを与え、「この人、面白い」と思ってもらえるように頑張りましょう
普段見ているVTuberや配信者は誰ですか?
ただ普段見ているVTuberや配信者を述べるだけでなく、その人から受けた影響や学んだことも一緒に伝えましょう。
- 「普段●●さんの配信を見ており、とても尊敬しています。私も配信に対する姿勢を見習いたいです」
- 「いつも見ている●●さんの配信から、視聴者を大切にすることが大切だと学びました」
など、リスペクトを語りながら自分の活動方針に繋げるとベストです。
VTuberの面接でよく聞かれる質問と模範解答あるある #Shorts – YouTube
ほかにも、上記「あおぎり高校」の動画で「『普段はどんな動画を見るのか』という質問の意図は、『どこまで業界研究をしているか』を見ている」と話しています。
そのため、好きな動画の傾向も語れるように考えておきましょう。
その他のよくある質問集
その他にも、以下のことを質問される可能性が高いです。
- 長所と短所を教えてください。
- トラブルが起きた場合、どう対処しますか?
- デビューが決まったら、いつから活動できますか?
- どのようなキャラクターで活動したいですか?
- 好きなゲームやアニメは何ですか?
本番で聞かれて慌てないように、何と答えるか考えておくと良いでしょう。
VTuberオーディションの質問回答・対策のコツ
VTuberオーディションで好印象を残すために、以下のポイントも意識してください。
自信をもってスムーズに答えられるように練習する
どれほど回答がよく準備されていても、暗くて小さな声では面接官にマイナスの印象を与える可能性があります。自信を持って笑顔で答えられるよう、意識することが大切です。
また、「いつから活動が可能か」「どの程度の頻度で配信できるか」など、スケジュールに関する質問もよくあるため、具体的に答えられるようにしておきましょう。
中には「どうしても緊張して、スムーズに答えられない」という人もいるかもしれません。
緊張は決して悪いことではありません。ただ、緊張しすぎて頭が真っ白になったり、声が震えたりすると良い結果を生まないことが多いです。
緊張しすぎる人は、「自分は緊張している」「失敗してもまた次挑戦すればいい」と思考を変えてみてください。プレッシャーが和らぐはずです。
事務所の特徴や求める人材を調べて回答に盛り込む
事務所によって求める人物像や活動方針が異なるため、事務所に合わせて自分の魅力や活動ビジョンをアピールすると有効的です。
そのためには、事務所の公式サイトやSNS、所属するVTuberの配信内容、オーディションの募集内容などを確認しておきましょう。
求められている人物像を把握した上で回答にその要素を盛り込めば、「この事務所で活動したい」という意欲と適応力を伝えられます。
VTuberオーディションの質問対策に関してよくある質問
VTuberオーディションの面接に関して、よくある質問にお答えします。
VTuberオーディションで応募者から質問するとしたら何を聞くべき?
面接では、応募者からの質問も重要です。面接官に意欲を示すことはもちろん、事務所に対する疑問や不安を解消できます。
以下のような質問を用意しておくと良いでしょう。
「事務所が目指す方向性やビジョンについて教えていただけますか?」
事務所の将来像や求める人材についての理解が深まる質問です。
「VTuber活動において特に重視されている点は何ですか?」
VTuber活動において重視するポイントは事務所ごとに異なります。この質問で、自分がどこに力を入れるべきか把握できます。
「配信内容や活動について、どの程度の自由が認められていますか?」
事務所の方針に沿いつつ自分らしさをどの程度発揮できるか知ることができます。
アドリブ力を鍛えるにはどうすればいい?
アドリブ力を鍛えるためには、以下のトレーニングを継続的に行うと良いでしょう。
- テーマと時間を決め、一人で即興トークする。
- ライブ配信を行い、視聴者のコメントにリアルタイムで返答する。
- 他のVTuberや配信者がどのようにトークをしているか観察し、参考にする。
- 日常生活でも意識的に話を広げたり、質問に短時間で答えられたりできるよう練習する。
アドリブ力は一朝一夕で身に付くものではありません。日頃から意識することで磨かれます。
まとめ:VTuberオーディションの面接対策をして好印象を残そう
今回紹介したポイントを押さえれば、面接でも好印象を与えて評価に繋がるはずです。
特に志望動機やアピールポイントは重要な質問なので、しっかりと用意しましょう。誰かに面接官役を頼み、面接のシミュレーションを行うこともおすすめです。
自分の個性を洗い出し、熱意を伝える準備ができたら、ぜひオーディションに挑戦してください。