- 高校生だけど事務所所属のVTuberとして活躍したい。
- 高校生がVTuber事務所のオーディションに受かるにはどうしたらいい?
- 高校生でも人気VTuberになれる?
高校生になると将来について考える機会が増え、「VTuberになりたい!」と決意する人もいるでしょう。
VTuberとして活動するのなら、やはり事務所に所属したほうが将来性が高く、保護者にも安心してもらえます。
そこで、この記事では高校生でも応募できるVTuber事務所の情報を集めました。オーディションに合格するコツや抱きやすい疑問についても解説します。
現在開催中の高校生向けVTuberオーディション
多くのVTuber事務所が、オーディションの応募資格に「18歳以上」の条件を出しています。
しかし中には高校生でも応募できるオーディションが存在するので、最新情報は随時こちらでチェックしてください。
高校生でもVTuberになれる?
「高校生でもVTuberとして活動できるのか」と不安に思う人も多いでしょう。また、高校生でも活動できるなら、デビューのためにどうすればいいのか解説します。
高校生でもVTuberとして配信できる
高校生でもVTuberとして活動することは可能です。自分で機材やアバターをそろえてYouTubeで配信すれば、立派なVTuberです。
ただし、事務所に所属してデビューを目指す場合、未成年者は保護者の同意が必要となります。
また、成人のVTuberに比べるとモラルや判断力が未熟なことが多く、炎上リスクが高いため注意が必要です。
高校生の人気VTuberも存在する
高校生のうちから事務所所属VTuberとしてデビューし、人気を獲得した人を紹介します。
剣持刀也(にじさんじ)
大手事務所「にじさんじ」の2期生・剣持刀也さんは、2018年3月にデビューしたVTuberです。デビュー時は16歳の現役高校生でした。それ以降は年をカウントしておらず、自称「永遠の高校生」で活動しています。
配信は週1〜2回ペースですが、一時期は2週間に1回のペースになるなど学業と両立しながら活動していたようです。
2024年10月時点でYouTubeのチャンネル登録者数は106万人を突破。「にじさんじ」の人気グループ「ROF-MAO」の一人として、バラエティー番組や歌手活動など幅広い活動を行っています。
未成年OK!高校生VTuberのプロデュースに強い事務所は?
過去には大手VTuber事務所も年齢不問でオーディションが受けられました。しかし、現在ではほとんどのVTuber事務所が「18歳以上」を条件にしています。
ここでは、高校生でも応募できる貴重なVTuber事務所を紹介します。
すいすと!
出典:【すいすと】公式サイト | RaVit公式 【VTuber事務所】
「すいすと」はなんと、17歳の高校2年生(2023年7月時点)が統括プロデューサーを勤めるVTuberプロダクションです。
VTuber事務所と歌い手グループを融合させた「2.2次元」のエンタメを届けています。
2024年4月20日より初の常設VTuberオーディションを開始しており、満15歳以上から応募可能です。
統括プロデューサーが高校生ということもあり、高校生VTuberのプロデュースに期待できます。
I-STREAM
出典:I-STREAM
「I-STREAM」には、現役高校生VTuberがデビューした実績があります。オーディションも16歳以上から応募可能です。
「I-STREAM」は事務所というよりも「個人VTuberたちが集まったグループ」で、所属メンバーは「個人勢」と名乗っています。配信内容もそれぞれ自由に決められることが大きな特徴です。
もちろん運営スタッフも存在するため、何かあれば相談したり、サポートを受けたりすることもできるでしょう。
UniVIRTUAL
出典:UniVIRTUAL
「UniVIRTUAL」は、音楽を軸にしたVTuber事務所です。オーディションは16歳以上から応募できます。
応募条件に「歌うこと、音楽が大好きである方」が一番上に記載されており、実際に所属するメンバーも全員高い歌唱力を誇ります。
中にはオリジナル曲を公開するなど本格的な音楽活動を行うメンバーもいるため、「ゲームは苦手でも歌が得意」「楽器が演奏できる」という方にピッタリです。
未経験高校生でもVTuberオーディションに受かるコツ
高校生のうちにVTuberオーディションに応募する場合、どうしたら合格を掴めるのか。オーディションに受かるコツを解説します。
大人にはない個性や自分らしさをアピールする
オーディションでは高校生ならではのフレッシュさとエネルギッシュさを活かし、印象に残るようなインパクトを与えましょう。
また、VTuberファンの大多数が10代なので、「10代からの共感を呼ぶ人材」だとアピールすることも効果的だと考えられます。
学校生活や友人関係、アルバイト先での出来事、趣味や特技などから意外なアピールポイントが生まれるかもしれません。
かと言って、無理に話を誇張したり、嘘をついたりすると逆効果。ハメを外しすぎてもリスキーな印象を与える可能性があるので、配信マナーを押さえつつ自分らしさを大切にしましょう。
好きなことを活かす
好きなことを全力で楽しめるだけで大きな強みになります。というのも、ファンはVTuberが楽しんでいる姿に心が惹かれるものだからです。
「好き=上手・得意」である必要はありません。好きな気持ちや情熱とやる気が大切なので、オーディションでは熱い想いを伝えましょう。
自己管理ができることをアピールする
事務所所属のVTuberになる場合、他人への礼儀と学業との両立は必須事項です。特に高校生なら大人と同等の対応が期待されるでしょう。
スケジュール管理能力や基本的なマナーとモラルを身につけていることをアピールすれば、審査員に好印象を与えるはずです。
配信実績を作る
配信経験はオーディションの歓迎スキルの一つであり、大きなアドバンテージになります。
今はアプリでもすぐに配信ができるため、実績を作るために挑戦することをおすすめします。
また、配信を継続することで人前で話す耐性がつき、面接にも自信を持てるのではないでしょうか。
オーディション以外で未経験の高校生がVTuberになる方法
VTuberになる方法は、オーディションだけではありません。
例えばスマホや家庭用ゲーム機のアプリを使えば、誰でも気軽に配信活動が始められます。
特にスマホの配信アプリではアバターが簡単に作れるため、初期コストを抑えつつ、VTuberデビューできます。
個人勢として活動しつつ、何度かオーディションを受けてデビューを果たしたVTuberも多いため、ぜひ諦めずに行動してください。
詳しくは以下の記事で解説しています。
高校生のVTuberオーディションによくある質問
高校生がVTuberオーディションを受ける際に抱きやすい疑問にお答えします。
高校生がオーディションに合格するのは難しい?
高校生だからといってオーディションで不利になるわけではありません。しかし、VTuberオーディションそのものの競争が激しいため、合格する難易度は高いと言えます。
だからこそ、オーディションでは人との差別化が重要です。高校生ならではの独自の視点をアピールすることで合格に近づけるでしょう。
高校生がこれからVTuberを目指すなら何を勉強すべき?
今から高校生がVTuberを目指す場合、以下のことを学んでおくと役立つはずです。
トークスキル
VTuberはゲーム実況や雑談配信、他のVTuberとのコラボ配信など常にトークスキルが求められる存在です。
トークがおもしろいと思うVTuberや芸能人を参考にする、相手の話をしっかりと聞く、言いたいことを簡潔に述べる、などを普段から心掛けるとトークスキルが磨かれます。
デジタル技術
動画制作ソフトや配信ツールの使い方を学んでおくと、デビュー後の活動もスムーズです。
特に活動のメイン舞台となるYouTubeは、アカウントさえ作れば今からでも動画が投稿できます。今から試しに使って慣れておくと役立つでしょう。
SNSの運用方法
VTuberにとって、SNSは必須のPR手法です。使い方だけでなく、「どのような投稿を行うと多くの人に見てもらえるか」という運用方法まで学ぶと非常に有用です。
HowToを掲載しているWebサイトも多いので、すぐに学ぶことができます。ただし、高額な費用を請求する怪しい情報商材には気を付けてください。
高校生がVTuberになると親にバレる?
未成年がオーディションに応募する際は保護者の同意が必要なため、高い確率でバレると言えます。
また、個人勢として自宅で配信する場合もバレる可能性が高いです。その理由としては、
- 配信する時間や場所に制限がある
- 機材やソフトを購入・搬入しなければならない
- 収益化されたら銀行口座が必要
という点があげられます。
無断で活動を開始した場合、後々トラブルを招く恐れもあります。高校生でVTuberになるのなら、事前に保護者の方に相談しておきましょう。
高校の勉強・受験とVTuberの活動は両立できる?
両立は可能ですが、スケジュール管理が非常に重要です。配信日・配信時間をあらかじめ決めることで両立しやすくなります。
定期試験前や受験期などは配信を一時的に減らす・休止するなど、学業優先で予定を立てると精神的にもゆとりが持てます。
ただし、VTuber事務所によっては週の配信回数を定めているところもありますので、事前の確認が大切です。
まとめ:高校生でもVTuberになれる!まずはオーディションから
高校生でもVTuberになれる可能性は十分にあります。今から行動すれば、可能性はさらに広がるでしょう。まずはチャンスを掴むために、オーディションに参加してみるのも一つの方法です。ぜひ、夢に向かって挑戦してください。