- 中学生だけど事務所所属のVTuberとして活躍したい。
- 中学生がVTuber事務所のオーディションに受かるコツはある?
- 中学生がVTuberになると、何か問題は発生する?
将来なりたい仕事に「VTuber」と答える中学生は珍しくありません。中には「今すぐVTuberになりたい」と考える中学生も多いのではないでしょうか。
VTuberとして活動するのなら、やはり事務所に所属したほうが将来性が高く、保護者にも安心してもらえるでしょう。
そこで、この記事では中学生でも受けられるVTuber事務所の情報を集めました。さらにオーディションに合格するコツも解説するので、ぜひご覧ください。
現在開催中の中学生向けVTuberオーディション
VTuber事務所ではオーディションの応募資格に「18歳以上」と定めていることがほとんどです。
しかし、数は少ないですが中学生でも応募できるオーディションも存在します。最新情報は随時こちらで紹介しているので、ぜひチェックしてください。
中学生でもVTuberになれる?
そもそも中学生からVTuberとして活動できるのか。もし、活動できるならどうすればいいのか解説します。
中学生でもVTuberとして配信できる
VTuberに年齢制限はありません。個人で活動する場合は、中学生でも今すぐVTuberになれます。
ただし、事務所所属のVTuberになる場合は保護者の同意が必要です。
多くのオーディションでは、18歳未満の参加者は保護者の同意書を提出することが義務付けられているため、応募する場合はまず家族と相談しましょう。
また、未成年は大人と比べて物事の判断が甘くなりがちです。配信やSNSでモラルに反する発言や行動をとって炎上する可能性が高いので、注意してください。
ネット上での振る舞いには細心の注意を払い、トラブルを避けるために常に慎重な判断を心がけましょう。
中学生のVTuber・YouTuberも存在する
YouTuberの中には中学生のうちに活動し、人気を獲得した人も多数存在します。
蛇ゆゆあ(コミュプロ)
蛇ゆゆあさんは、2024年7月に立ち上がったVTuberグループ・コミュプロの0期生として活躍している中学生VTuberです。ゲーム実況や雑談だけでなく、勉強配信を行うなど中学生らしい活動を行っています。
桜 舞兎(個人VTuber)
2023年にデビューした個人VTuberです。デビュー当時は中学3年生で、受験と配信を両立しながら活動されていました。チャンネル登録者数は19万人(2024年10月現在)を突破しており、高い人気を集めています。
ちょんまげ小僧(YouTuber)
「ひき肉です」という自己紹介でバズった男子中学生6人組です。2022年にチャンネルを開設し、一時はチャンネル登録者数が150万人を突破。ヒカキンさんやフィッシャーズとコラボするなど大きく活躍しています。
未成年OK!中学生VTuberのプロデュースに強い事務所は?
ここでは、18歳以下でも応募可能かつサポート体制が整っている事務所・プロダクションをピックアップします。
しかし、実情としては中学生VTuberのプロデュースに積極的な事務所は多くありません。デビューを目指すのであれば、保護者から応募可否について問い合わせてもらいましょう。
ぶいのこ
出典:ぶいのこ
「ぶいのこ」は、2024年1月にスタートしたばかりのVTuberプロダクションです。
所属タレントは4名(2024年10月現在)とまだまだ小規模なため、すでに大人数のタレントを抱えている事務所よりも参入しやすいでしょう。
オーディションでは年齢制限を設けておらず、保護者の承諾があれば未成年でも応募できます。かわいくて個性的なVTuberタレントが活躍しているので、注目したいところです。
コミュプロ
出典:コミュプロ公式サイト
VTuberグループ・コミュプロ(Communicate Production)では、日本住居者なら9歳以上からオーディションに応募することができます(2024年10月現在、応募受付停止中)。
所属タレントでありスタッフであるVTuberの蛇ゆゆあさんも中学生VTuberとして活躍中です。また、1期生の雨乃うみさんも中学生VTuberとして活躍しているため、中学生でもデビューしやすいのではないでしょうか。
バーチャル・タレント・アカデミー
「バーチャル・タレント・アカデミー」は、大手VTuberグループ・にじさんじの運営で知られるANYCOLOR株式会社発のタレント育成プロジェクトです。
入学オーディションに合格すれば、「タレント候補生」として無償で研修プログラムを受講できます。さらに、そこで才能が認められた人は正式にデビューできる仕組みです。
事務所・プロダクションではなく「養成所」のポジションですが、「将来、にじさんじに入りたい」という方はここでデビューを目指す方法もあります。
321
出典:株式会社321
「321」は、YouTubeではなく「REALITY」や「IRIAM」などライブ配信アプリで活動する「Vライバー」を支援するライバーマネジメント事務所です。
Vライバー一人ひとりにマネージャーがつき、アプリの説明から配信内容の相談まで対応してくれます。
他にもイラストや音源の提供、ファンからのプレゼント転送などさまざまなバックアップ体制が整っています。
高額な機材をそろえなくてもスマホ一つでスタートできる上、13歳以上から応募可能(※未成年は親権者の承諾が必要)です。
未経験中学生でもVTuberオーディションに受かるコツ
中学生がVTuberオーディションに受かるためには、どうしたらよいのか。以下のポイントを押さえて、オーディションでの成功を目指しましょう。
大人にはない個性や自分らしさをアピールする
大人にはないフレッシュさやユニークな視点が中学生ならではの強みです。
さらに差別化を図るために、日々好きなことや興味があることにアンテナを張って感性を磨きましょう。他の人とは違う「自分らしさ」を追求することで、さらなるアピールポイントが生まれます。
好きなことを活かす
オーディションでは、技術だけでなくやる気や情熱もチェックされます。そのため、好きなことに対する情熱を最大限にアピールすると有効でしょう。
近年はゲームや音楽に限らず、よりマニアックな知識を活かして活動する人も増えています。どんなことでも自分が本気で取り組めることがあれば、積極的に活かしてください。
自己管理ができることをアピールする
事務所所属のVTuberになる場合、他人への礼儀と学業との両立は必須事項です。中学生であっても事務所のタレントになれば社会人としての振る舞いが求められます。
丁寧な言葉遣いを心がけ、スケジュール管理能力をアピールすることで審査員からの信頼を得られるはずです。
また、中学生の場合、マナーを守り、モラルある言動ができることを示せるとさらに印象がよくなるでしょう。
配信実績を作る
事前に配信アプリなどを使って実績を積むこともオーディションでのアピールポイントになります。
配信を継続することで経験値が増え、面接やオーディションでも自信を持って話せるようになるでしょう。
オーディション以外で未経験の中学生がVTuberになる方法
「オーディションに落ちてしまった」「オーディションはハードルが高い」という人でも、今はセルフプロデュースでVTuberになる方法があります。
配信アプリを活用する
近年では、スマホ一つで誰でも簡単に利用できる配信アプリが増えています。こうしたアプリを使えば初期コストを抑えつつ、VTuberとしてデビューできます。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ご覧ください。
中学生のVTuberオーディションによくある質問
最後に、中学生がVTuberオーディションに挑戦する際に抱きがちな疑問に答えます。
中学生がオーディションに合格するのは難しい?
中学生がオーディションに合格することは決して不可能ではありません。ただし、競争は激しく、求められるスキルや個性のアピールが重要です。
未経験者でも事前に準備をしっかり行い、自分らしさをアピールできればチャンスは広がります。
中学生がこれからVTuberを目指すなら何を勉強すべき?
配信技術や動画編集に関するスキルはもちろん、SNSの扱い方を学んでおくと良いでしょう。
特に個人情報や著作権、誹謗中傷に関するトラブルを招かないよう情報モラルは身につけておくべきです。
中学生がVTuberになると親にバレる?
オーディションに応募する際は保護者の同意が必要なため、どうしてもバレることになります。
また、VTuber活動を行うためには機材や配信環境の準備が必要です。家庭内で活動する場合、保護者に協力を仰ぐことになるため、きちんと事前に相談しておくことをおすすめします。
まとめ:中学生でもVTuberになれる!まずはオーディションから
中学生でも十分に可能性はあるため、「今すぐVTuberになりたい」という方はオーディションに応募することから始めましょう。
もし落ちたとしても諦める必要はありません。冒頭でも説明した通り、VTuberに年齢制限はないので何度でも挑戦できます。自分を信じて、夢を追いかけてください。