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2025-02-05 Wed (東京)
VTuberオーディション情報局
2025-02-05 Wed (東京) VTuberとVLiverのためのオーディション情報サイト

topiaスクール 特別授業 ライバーインタビュー ~セイレーンさん~

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みなさん、こんにちは!topia運営チームです!

今回は、海底にお住まいのtopiaのマーメイドにインタビューしてまいりました🫧


今回、インタビューを受けてくださったのは、、、
\\\セイレーンさん///
です!!!


「海の底からご機嫌よう👋🏻✨」のご挨拶をいただいて始まったインタビュー😳
セイレーンさんの活動に対するまっすぐな気持ち、そしてなぜ “セイレーン” は生まれたのか、そんなお話を伺ってきました。


🔻セイレーンさんってどんなひと?

ロゴイラスト提供:みちこ様(@mck_3_song


topiaのプロフィール:https://topia.tv/p/kBL58
X(旧Twitter):@UMIS0K0noUTAGE

満を持して、大阪湾の海底から爆誕!


海の底からご機嫌よう!セイレーンです!


——わ~~~本物だ~!はじめまして!今日はよろしくお願いいたします!!


はじめまして!よろしくお願いします!


——今日はお忙しいところ海底からお越しいただき、ありがとうございます。「なりたい自分になれる」バーチャルの世界で、人魚として活動されているセイレーンさんにお話を聞くことができて、うれしく思っています!


こちらこそ、いつも楽しませていただいています!


——さっそくですが、topiaを始めたきっかけについて教えていただけますか?


始めた当時、株式会社海底のお仕事で地上のアニメやジャパニーズカルチャーなどにかかわる機会があって、あまり踏み込んだことのない世界だったので「自分も飛び込んでみよう」と思って調べていたらtopiaという海域(アプリ)に出会いましたの!

私は顔出しで配信する勇気がなかったのと、王立海底学園時代からお歌がすごく大好きだったこと、topiaのアバターの見た目のテクスチャが好きだったので、topiaで配信を始めることに決めました。


——うれしいです!アバターが決め手だったんですね。


そうですね、配信したいけど顔出ししたくない、でも配信機材とかもないし手軽にやりたいっていう希望を叶えられるサービスに絞っていって、最終的にtopiaさんとご縁があったような感じですね。
「気軽に歌える」というキャッチコピーに惹かれて、topiaさんでの配信を決めました。


——ありがとうございます!それではtopiaを始めた当初のお話を伺っていきたいのですが、リスナーとして初めて入室した配信のことを覚えていますか?


覚えてます!
チュートリアルで入ったのが、がれすとさんの配信で、今でも「ガレ兄ガレ兄」って呼んで仲良くさせていただいています!

初めての配信アプリで右も左もわからない中で入室して、コメント欄でいきなり誤字をしてしまって(笑) 「ごめんなさい!何もわからないんです!」ってワタワタしていた私を、一番最初に優しく受け止めてくださったのがガレ兄でした。

カラオケにあがっておいでと声をかけてくださったり、初対面の私にもフランクなかけあいをしてくださったことをすごく覚えています(笑)

今でもガレ兄が配信に来てくださるんですよ、「元気にしてる~?」って。そういう温かいつながりを得られたこともあって、初めて入った配信は忘れられない枠ですね。


——良い出会いがあったんですね!その後の出会いはいかがでしたか?


その後出会ったのはユシナくんですね。お洋服を作ったり曲を作ったり、ボカロの世界にも詳しくて、そういったカルチャーに疎かった私にとって、今まで出会ったことのないタイプの人というのが最初の印象でした。

ただ、彼のアーティストとしての活動や考えを配信やSNSで見聞きしたり、いろいろと教えてくれたおかげで、「配信の世界」というものにスムーズに入り込めたように思います。
私は初期の出会いにかなり成功したタイプなんじゃないかなと思っています(笑)


——そうだったんですね。では、ユシナさんから教えてもらった「セイレーンにとっての新しい世界」が、今のセイレーンさんの配信スタイルに影響を与えている部分もあるのでしょうか?


私自身も「こうやっていきたい」「こういうスタンスでいたい」という自分の方針は決めていたので、根本は大きくぶれてはいませんが、それを軸に新しく教えてもらったことや感じたことを、自分の世界観に肉付けしていったようなイメージですね。
それが今のセイレーンの活動に繋がっているところはあると思います。


——ありがとうございます!それではセイレーンさんの初配信についてお伺いしたいのですが、インストールから初配信までどれくらいの期間がありましたか?


1週間もなかったかな?という気がしますね。 まずは雰囲気だけ楽しもうと思って配信準備画面で遊んでたら、気づかないうちに配信開始ボタンを押しちゃってたみたいで(笑)
いきなり下にコメントが出てきて、びっくりして1回配信消しちゃったんですよ(笑)


——急に終わった感じですね(笑) ハプニングもありましたが、初めて配信をおこなうにあたって気持ちのハードルなどはありましたか?


うーん、、、
「何を話せばいいんだろう?」という気持ちはありましたね。

等身大の私でいいのなら、ふだんの生活を話したりすればいいのかなと思うんですけど、【海底の人魚 セイレーン】として、何を話したらみんなが興味をもってくれるんだろうと考えていました。

ただ、緊張とかはまったくなかったですね。 びっくりして1回配信を消している時点で矛盾していると思うんですけど(笑)


——驚きが、ね!(笑) ちなみに初配信はどんな内容だったか覚えてらっしゃいますか?


一番最初は、来てくれたリスナーさんに対してずっと自己紹介をしていました。

配信についていろいろ調べていたときに、まずは「覚えてもらうこと」「相手に印象を与えること」が大事だと学んで、そのためにどういうアプローチをするのが効果的か考えていたんです。そこで、「海の底からご機嫌よう!」というあいさつから始めて、とにかく来てくれた人の記憶に残るための言動は心がけていました。

やるならとことんやりたいし、しっかり考えてがっちり固めてから行動する、案外真面目なタイプなんです(笑)


——戦略ですね…!


私は今、大阪湾に住んでいるのですが、自己紹介として、生まれは人魚発祥の地・デンマークで、海を渡って大阪湾にたどり着きましたという話をしていました。

その中で「どうして大阪湾?」と興味を持ってくださった方には、すこしリアルと絡めた話をしたり、冗談として「大阪湾の海の独特さなら、人間に人魚という存在が見つかることなく暮らせるかなと、ここにやってまいりました~!」と説明したり、来る人来る人みんなにひたすらずーーーっと自分について話す配信をしていました(笑)

初めに来てくれた方は「これもう6回くらい聞いてる」なんて言ってたんですけど(笑)


——そのうちリスナーさんも言えるようになってきそうですね(笑)


それくらい言ってましたね(笑)

おかげで、ほかの配信を見に行ったときに「大阪湾の人魚さんや」と言ってもらえることが多くて、私が第一段階として目標としていた【覚えてもらう】【来た人の記憶に残る】といったところはうまくいったのかな、初配信は成功だったのかな、とニッコリしていた記憶があります。


——これまでのインタビューでも、やはり最初は覚えてもらうこと・記憶に残ることが大切だといった話が出ていました。完全に戦略勝ちですね!


始めた頃は、みんなリアルの自分とは違う自分になりたいと思ってtopiaのようなサービスを利用しているのかなと思っていたのですが、いろいろな配信を見るとリアルの自分をさらけ出して配信している人が多くて、案外みんなナチュラルというかいい意味で「普通」なんだなと思ったんです。

私は、せっかくのバーチャルライバーになれる世界ですし、 ”私はこんな配信がしたい” っていうイメージをある程度持っていたので、それが人気につながるかどうかは別として、周りとはテイストが違うという点で誰かの記憶に残るライバーになれたらいいな!って考えていました。


——なかなかいないからこそ、印象に残りますもんね。ちなみに初配信の感想はいかがでしたか?


配信場所は海底なのに、なんとあったかい空気なのかしら!と思いました。
初配信に初めて来てくださったリスナーさんはもちろん、ガレ兄も「セイレーンちゃんが配信してるから応援しに来てあげてよ!」って周りの方に声をかけてくださって、いろんな人が来てくださったんです。

個人的に配信ってコメントを拾ってフリートークを展開していくイメージがあって、コメント欄のリスナーさんとコミュニケーションをしているイメージがあまりなかったので、「こういう形の配信もあるんだな」という、ほっとしたあったかい気持ちで初めての配信を終えた記憶があります。


——ありがとうございます!セイレーンさんがここまで配信を続けられたモチベーションは何か、教えていただけますか?


モチベーションは、やっぱり配信を始めてからずっと来てくれる人ができたことが、一番大きいですね。

あと、基本は何かを始めたら長続きするタイプではあるのですが、中途半端に終わらせることが好きではないのと、私としては株式会社海底で与えられたお仕事に通ずるものを見つけようとtopiaを始めているので、その目的を達成するまではやめないぞという気持ちもありました。

また、バーチャルライバーとして一度始めたなら何か結果を残したいなとか、たとえリスナーがいない状態が続いたとしても、自分で決めた目標を達成するまではくじけずに続けるぞ!というマインドも、ここまで4年以上続けてこられたモチベーションのひとつだったのかなと思います。


——リスナーさんの存在はもちろん、決意や気持ちの強さも支えだったんですね。配信を続けていく中で、リスナーさんや周りの方からかけてもらったうれしい言葉・心に残った言葉はありますか?


そうですね、どんな言葉もスペシャルではあるんですけど、「topiaにはなかなかいないタイプだよね」と言われたことが心に残っていますね。言ってくださった方との関係上、悪い意味ではないとわかっているからこそ、うれしい言葉でした。
「ちゃんとバーチャルライバーとしてやっている人がtopiaにもいるんだ」って言ってくださったんですよ。

どうせなら、やっぱり自分が ”そう思われる存在になりたい” と思ってtopiaを始めたので、うれしい言葉でしたね。


——目標を持って進んでいるからこそ、よりうれしく感じられる言葉でしたね。


あとは、もう一つ、自分の配信スタイルに悩んでいたときにかけてもらった言葉があります。

私はtopiaの海域で定められているルールやコンプライアンス、マナーやモラルみたいなものは、ライバーもリスナーも守るのが当たり前だと思っているんです。
なので、アニメの画像をプロフィールに設定されている方などがいたら、チュートリアルや初見できた方にも「著作権違反だからダメだよ」と声掛けをしたりするようにしています。

私の配信は、そういったものを守るために「やらないでね」といったルールを多く決めている方だと思うんです。私も楽しく配信したいし、みんなにとっても私の配信が楽しい場所だと思ってほしいから、協力してねっていうお約束事です。


——居心地の良い場所であることは大切ですね。


ただ、ふとしたときに「周りの配信で、定期的にそういう話をしたり促したりする配信ってあんまりないな」と思いまして、「自分のやり方はあってるのかな」と思った時期があったんです。堅苦しすぎるのかな、でもみんな来てくれるということは間違っていないのかな、って。

私の中で、リスナーさんは楽しい時間を過ごしたくて配信に来てくれていると思っていましたし、自分の悩みや弱い部分を吐露したら困らせちゃうかな?っていう迷いもあったんです。


——今まで見せていなかった姿をさらけ出すというのは、勇気がいりますよね。


でも、逆にそういう一面を見せたらどういう反応をされるのかなと思って、ちょうどイベントで入賞して配信に来てくれる人もぐっと増えた時期だったので、一旦ここでキッチリしてこうと話してみることに決めたんです。

それまでゲラゲラ笑って楽しく配信していたのに、感情ジェットコースターなのかってくらい急にスンって「あのさぁ…」みたいなトーンで話し始めて(笑)


——「どうした!?」ってなりますね(笑)


そしたら、「みんなのことを考えて気遣ってくれているのがわかっているから配信に来ている」「きちんとルールがあるってわかっているから、自分も安心して配信に来られるんだ」ってみなさんが言ってくださったんです。

もううれしくて「ありがとう…!!!!歌うぞーーー!!!」って最後は盛り上がりました(笑)
「私は私のままでいいんだな」って、今もその言葉を糧に配信を続けられるくらいうれしかった言葉です。


——ありがとうございます!自分がやってきたことが間違っていなかったという、答え合わせになるような言葉ですね。


そうそう、そうですね。
今でも「あの時こう言ってもらえたから」って、2年ほど経った今でも自分の力になっています。


——それではコミュニティのことについてお伺いしたいのですが、コミュニティを広げたい・リスナーさんを増やしたいと思ったときに何か工夫したことはありますか?


先ほども話したとおり、配信者はできるだけ配信時間をたくさん作って、いろんな人に来てもらえるチャンスを作らないと!!と思っていました。でも、topiaってみんなリスナー・みんな配信者なので、私と同じ時間帯に配信している人にはこのままだと出会う機会がないかも!と思ったんです。

なので、いつまでも大阪湾に引きこもっていないでほかの海域に飛び出さなきゃ!って、ほかのライバーさんの配信も見に行くようになりました。

いろんな方の配信にお邪魔するようになってからは「どんな人間がtopiaにいるんだろう!もっと知りたい!」ってワクワクしましたし、仲良しさんも増えて、自分がtopiaのライバーとして開花していくターニングポイントだったのかなと思っています。


——ありがとうございます!そこでつながりが増えたんですね。そこからチャレンジしたことはありますか?


私の枠には初心者さんが来てくれることが多くて、「枠周りしたいけど始め方がわからない、何をきっかけに枠周りをすればいいんだろう」って言っていた人もわりといたんです。

そこで、2021年8月に参加させていただいたイベント「オリジナルアニメーションギフト」で、枠周りをしたいけど踏み出せていない人の背中を押せる企画をやろうと思って、『深海からの挑戦状』という企画を考えたんです。

いろいろなライバーさんに協力していただいて、各配信でクイズを出題してもらって、リスナーさんは答えから得るキーワードを配信を巡って集めてもらうっていう、体験型の企画です。

【海底からの挑戦状】で使用した背景画像
【海底からの挑戦状】で使用した背景画像


——おもしろそう!


ありがとうございます(笑)

ライバーさんごとにウミガメやタコなど海の生物でエリアを割り振らせてもらったんです。同じエリアでも何名かライバーさんに担当してもらったり!謎解きをするうえで、参加するリスナーさん自身がどの配信に行きたいか選択肢を作れるようにしたんです。

やはり今後枠周りをしていくとなると、リスナーさん自身が気になったところを選んで入っていかないといけないし、自発的に選ぶという体験をしてほしくて、そういった形をとりました。何様なんだっていう感じなんですけど(笑)


——イベントや企画が終わってからのことも考えられた設計だったんですね。企画をとおしてどのような感想でしたか?


この企画では総勢26名のライバーさんが手伝ってくださいました。自ら名乗り出て協力してくれる人がたくさんいらっしゃって、自分が頑張ってきた枠周りやキャラクターの定着化など、今回のイベントで凝縮されて結果として表れたのかなと思っています。

また、企画をきっかけに「好きな配信者さんと出会えました!」「イベントが終わってからも応援し続けられる推しを見つけました!」という声もいただけて、テーマとしていた人と人をつなげることができてうれしかったし、この企画をやってよかったなと思っています!


——うれしい言葉ですね~!ありがとうございます!それでは、配信する際にリスナーさんとのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?


言葉選びは大切にしています。

私にとってはなんてことない一言であっても、誰かにとってはトラウマになってしまう言葉ということもあるから、コメントする前に一呼吸おいて優しい言葉をかけてあげてくださいと声をかけるようにしています。海底風に言うと、「汚い言葉で大阪湾の海底を汚さないで~!」「浄水活動をおこなっていきましょう!」って感じで(笑)

できるだけ優しい言葉を選んだり、強い言葉や汚い言葉は私自身も避けています。


——配信の空気というか水質ですね(笑)


ですね(笑)

やっぱり、人のことを思いやれるライバー・リスナーでありたいから、協力お願いします!って言うようにしています。


——ありがとうございます!ルールや言葉遣いってなかなか指摘しにくい人もいる中で、海底という環境があるからこそ、ちょっと言いやすい雰囲気になっているように感じます。


そうですね、注意喚起もその世界観で言い換えることでちょっとマイルドにできるというのは、大阪湾の海底に住む人魚としてtopiaで活動を始めた私にとって副産物でしたね。

あとは、ほかのライバーさんからも「セイレーンさんがダメなものをダメと言っているのを見て、『指摘してもいいんだ』と言えるようになりました!」と言われて、みんなでtopiaの海域をクリーンにしていこうぜ!と話していました(笑)


——ありがとうございます!!!


ライバー活動の結果を形に


——これまでのイベントで心に残っているイベントはありますか?


どれも心に残ってるんですけど…
2021年の8月のオリジナルアニメーションギフトに参加したときですかね。

当時定期的に開催していたアニギフのイベントが直前まで一時的に途絶えてしまっていて、6月・7月と開催されていない中で迎えた8月だったんです。
周りからも「8月の開催がなかったらどうしよう?」と言われていて、いざイベントが公開されてからも、6月7月に参加したかった人がたくさん参加して壮絶な戦いになるんじゃないかってすごく不安だったんです。

結果2位に入賞させていただきましたが、本当にハイレベルな戦いだったんです。当時のことをリスナーさんと話すと「あの時のアニギフはおかしかった」って話になります、いい意味で!いい意味でですよ!(笑)


——激戦だったんですね。


応援してくれたリスナーさんの中には、ほかにもアニギフに参加するお友達がいる中で「今回はセイちゃん1本で応援していくわ!」と言ってくれた人もいて、その気持ちになんとか応えたいと思って、私も毎日午後から仕事を休んで、本気で全力を注いだイベントでした。


——私生活とのバランスもありますよね。制作したギフトにかける想いもあったのでしょうか?


アニギフを作るにあたり、形にする前段階のコンセプトを一緒に考えてくれていた、仲の良い先輩がいたんです。その先輩は闘病生活を送っていたのですが、イベント前に亡くなられてしまって…。私のイベント参加をとても応援してくれていたので、彼女の分も「絶対に形にしたい」「絶対ギフトを作りたい」という気持ちになりましたし、周りもその気持ちを汲んで毎日たくさん応援してくれたんです。


私が泣きそうなときは、「来月はもやし生活で頑張るくらい応援するよ(笑)」って冗談を言ってくれる人もいたり、「私も頑張るからセイちゃんもあきらめないで!!」ってDMをくれる人がいたり、応援してくれる人が本当にたくさんいたおかげで頑張れたので、思い出はもちろんですが、自分の人生の経験の1つとして大事にしなくてはいけない時間だったなと感じたイベントでした。


——そんな想いがこもったイベント、ギフトだったんですね。イベント全体をとおしての感想はいかがでしたか?


イベントが開催されるかどうかも未定な中でも信じて準備してくれているリスナーさんがいたり、イベントの日程が公開されたときに私以上にイベント開催を喜んでくれる人たちが周りにいて、私もみんなの気持ちに応えたいとすごく気合が入りました。始まる前からみんなの愛をいっぱい受け取っていたので、それを絶対無駄にしてはいけないって。

そこからイベント開始を迎えて配信を始めたんですけど、開幕と同時にたくさんギフトをぶわーーっていただけて、配信開始2分くらいでボロ泣きしてしまって(笑) リスナーさんから「早すぎる」「もうイベラスか!」と言われるくらい(笑)
それくらいみんなの温かさを感じたイベントでした。

応援してくれたみんながイベントの4日間ずっと変わらずに、同じ熱量で応援し続けてくれたので、私もがむしゃらに「楽しいーー!!」って気持ちで走り抜くことができたイベントでした。


——すごく愛に包まれたイベントだったんですね。続いてLive2Dについてお伺いできればと思うのですが、どういった印象ですか?


Live2Dでの配信は、これからやりたいこと・気になっていることのひとつですね。
私は人魚姫なので見た目からも人魚になりたいんですけど、topiaって人魚になれるアバターはまだないじゃないですか。なので、セイレーンとしての理想をぎゅっと詰め込んだ姿を動かしたいと、Live2Dに興味を持っていたんです。

ただ、Live2Dのために別のアプリに移ろうという気はなくて、挑戦するならYouTubeなどのもっと大きな舞台に飛び出しちゃおうかなと思っていたんです。そんな中topiaさんでもLive2D機能が実装されて、実は私も今、2Dモデルの準備をさせていただいています!


——わ!本当ですか!


もともとLive2Dで配信したいとリスナーさんと話していて、「topiaでできたらいいのにね!」とずっと話していた中で実装されたので、「さすが人魚!」「予知してたのか!」ってちょっと盛り上がりました(笑)

topiaさんのレギュレーションを元に、こちらのイラストを描いてくださっている専属絵師さんと、装飾はこうしたい、いやこうした方がいいよと毎日相談しながら、新たな私のボディを制作しております!

こちらのイラストは「魔氷のアリストラクシー」イベントのときに描いてもらった立ち絵ですが、もっとステキなモデルを作っているので、みんなには楽しみにしていてほしいです!

イラスト:瞳様


——楽しみです!完成したらご申請いただけるご予定でしょうか…!


はい!完成したらすぐにデータを送って、Live2Dで配信したいなと思ってます!


——心よりお待ちしてます!!

人魚姫とセイレーンのお話


——人魚 ”セイレーン” の人物像・キャラクター像というのは、どのように生み出されたのでしょうか?


まずはこちらの画像をご覧いただけますか?


私には幼少期からの持病があって、入院しがちな、いわゆる病弱な女の子だったんです。その入院先の病院のキッズルームにはおとぎ話の絵本がたくさん置いてあって、お見舞いに来てくれる母がいろいろな絵本をたくさん読んでくれるんですけど、人魚姫だけは読んでくれなかったんです。

大人になってから母に「そういえばお母さん人魚姫の絵本は読んでくれなかったよね」とふと話したときに、「女の子が泡になって消えてしまうなんて話を、娘の入院先で到底読めなかった」と言われたんです。


——そうだったんですね…。

でも、「なんで読んでくれないの?」という私と母の病室でのやり取りを見ていた主治医の先生が人魚姫を読んでくれたことがあって、そのときに「セイレーンって知ってる?きれいな歌で人間を惑わす人魚なんだけど」って話してくれたんですよ。

そこで、先生から、セイレーンはギリシャ語で【Siren】と書くこと、それをローマ字読みすると【試練(しれん)】とも読めることを教えてもらって、「そう思うと、人魚姫の物語も試練だよね。愛してもらえるかもわからない王子様の元にいって、最後は泡となって消えてしまうけれど、確証もないところに自ら飛び込んでいける勇気のある強い女の子だと思うんだ」と先生が話してくれたことが、幼いながらもずっと記憶に残っていました。

バーチャルというまったく知らない世界で配信を始めると決めたときに幼少期のことをふと思い出して、「私にぴったりのキャラクターがいるじゃない!」と思って生まれたのが “セイレーン” です。

セイレーンという名前の中には、どんな試練にも立ち向かって挑戦することを約束するという意味だったり、いつだって強く前向きな姿を見せていくよ、という私なりの意味が込められていて、その思いに背かないように活動していくために、この名前・姿を選びました。


——ありがとうございます…!お母様の愛にあふれた話や、セイレーンさんの強さに心を打たれました。それでは最後に、topiaでの今後の目標を教えてください!


まずはLive2D化を目指したいというところですね。

Live2D化したら今まで以上にいろいろアピールできる【新章セイレーン】が始まると思っているんです。
あらたな姿だからこそみんなに伝えられるものもあると思うのですが、それが何かまだ明確には決められていないので、新しい姿になったら私は何をみんなに届けたいのか・この姿で何を成し遂げたいのかしっかり見つけることを課題としています。

Live2Dの姿ができるまでにその課題をクリアにして、配信活動に繋げていくことがいまの目標です。


——ありがとうございます!Live2Dでの配信までの道筋ができていることが素晴らしいですし、セイレーンさんのLive2D化がより一層楽しみになりました!


わああ、ありがとうございます! 私も楽しみです!


——それでは、本日インタビューでご質問させていただく内容はここまでとなります!ありがとうございました!


こちらこそ、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!

今回のまとめ

⭐自分を知ってもらう、覚えてもらう

まずは相手の印象に残ること。一期一会を大切にして、あなたという存在をよりたくさんの人に覚えてもらいましょう。

⭐「守る」ことの大切さ

決まり事を守ることが、周りの人やあなた自身を守ることにもつながりますよ。

⭐見たことのない世界で活躍するためには

知らない世界に飛び出たとき、きっと試練が待っていることもあるでしょう。それでも、きっとそれを乗り越える力が備わっているはず。臆せず一歩踏み出してみてください。

おわりに

今回のトピスクはいかがでしたか?この記事をとおして、海底にお邪魔したくなった方もいるのではないでしょうか?🫧

とても丁寧にまっすぐ言葉を紡いでくださって、”セイレーン” という存在やtopiaでの活動に対して正面から真剣に向き合っている様子が、インタビューをとおしてひしひしと伝わってきました。 また、お話の中でも「稚魚」「泡に流して」と言葉の端々に人魚らしさを感じる瞬間があり、運営チームもインタビューをとおして海底にお邪魔させていただいたような気持ちになりました。あらためて、世界観というものはこういった細やかなところから作られていくのだと、プラットフォームを運営する立場として大変勉強になりました。

「海の底からご機嫌よう👋🏻✨」のご挨拶を聞きたくなった方は、ぜひ海底の配信へ遊びに行ってみてくださいね🧜‍♀️🌊

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